電験三種に合格しよう!

電験三種合格を目指す人に向けて、自分なりのアドバイスを紹介します

電験の法規科目は法律を覚えれば十分か?

近年の法規科目は、以前に比べて難しくなっているように感じます。

以前は法規と言えば、簡単な部類の科目だったのですが、最近では法規を落としてしまう人も多くいるようです。

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どんなふうに難しくなってきているかと言うと、過去問にない法令が出題されることが多くなってきている点でしょうか・・・・・

電気関係の法令は多数あるので、全部を覚えることはまず不可能です。

となると、過去に出題された問題を中心に学習を進めることになりますが、それだと出題例のない問題に正解することはできませんよね。

 

では、過去問にない法令問題に正解するためにはどうしたらいいのか?

 

結論としては、正解するのは無理だと思います。

電気関係の法令全てを覚えるのは、やはり無理だからです。

 

 

法規科目で合格点を稼ぐには

電験三種の法規では、意外なことに計算問題が出題されます。

割合としては全体の3割~4程度でしょうか、

2018年に限定してみると、B問題は全て計算問題でした。

 

計算問題が苦手な人もいるかもしれませんが、法規科目では 計算問題こそが得点を稼ぐチャンスだと思います。

法令の問題は見たこともないようなものも多く出題されますが、計算問題は意外とパターン化されていて、過去に出題されたものと似たような問題が多く出題されます。

なので、法規の過去問10年分をしっかりとこなしておけば、計算問題は ほとんど解けるのではないでしょうか?

電線の風圧荷重、電線のたるみ、支線の張力、需要家の日負荷曲線、ケーブルの絶縁耐力試験などなど・・・、パターンが決まっているものが多いのが特徴です。

 

計算問題が苦手な人も、「法規は計算問題で点を稼ぐ!」と気合を入れて合格を目指してみて下さい。

55点程度で合格できる年も多いので、合格もそれほど難しくはないと思います

 

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太陽光発電関連

最近の流行りとしては、やはり太陽光発電があると思います。

なので、太陽光発電関連の法規については良く勉強しておくことが得点につながるでしょう。

また、分散型電源の連系なども最近の流行りだと思うので、この辺りも重要だと思います。

 

 

 

まとめ

過去問にない法令が出題されることも多いが、全ての法令を覚えることは不可能。
それならば、計算問題に的を絞った勉強方法がお勧め。

計算問題は、過去に出題されたものと似たようなパターンのものが出題されることが多い。
そう考えると、計算問題のほうが得点を稼ぎやすいとも言える。