電験三種に合格しよう!

電験三種合格を目指す人に向けて、自分なりのアドバイスを紹介します

第二種電気工事士試験はやさしいが、電気の基礎は身につく

第二種電気工事士資格は、電験三種を目指す人にとって必ずしも必要なものではありません。

しかし電気知識の少ない、いわゆる電気初心者がいきなり電験三種を目指すと、難しすぎて理解できないと思うので、

そういう人は、まず第二種電気工事士資格を目指すことをおすすめします。

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 電気工事士資格を取得すれば、電気の基本的な知識は身につくので、電験取得の上で有利になります。

 

第二種電気工事士試験は電験三種に比べればかなり易しい

電験三種に比べればかなり易しい資格ですので、電気の知識がほとんどない人でも挫折することはないと思います。

一つだけ難点を挙げるとすると、技能試験(実技試験)があるので、工作等が苦手な人は多少苦労するかもしれません。

でも、電験三種の難しさに比べればたいしたことはありません!

 

逆に言うと、二種工事士の技能試験程度で挫折するようなメンタルなら、電験三種合格はムリと言ってもいいでしょう。

 

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技能試験は難しい?

二種工事士の技能試験は、実際に電線や電気器具を使って電気配線を行うものですが、細かい作業が苦手な人でも心配する必要はありません。

材料を買ってきて練習さえすれば、誰でもできるようになります。

 

以前は、電気工事は技術不足の者が行うと危ないと言われていました。

それは、配線の接続が不完全だと発熱して電気火災につながるからです。

でも今は、電気火災を起こさないように誰でも簡単に接続できる器具が開発されて、電気工事自体簡単になってきています。

つまり、電気工事士の技能試験でも高い技術は要求されないということです。

 

 

技能試験出題候補の13問はあらかじめ公開される

また、技能試験の出題内容については、あらかじめ公開されています。

詳しく言うと、出題候補が13問あらかじめ公開されて、その中から1問が出題される仕組みです。

なので、出題候補13問を全て練習しておけば技能試験に合格することができます。

昔は出題候補問題の事前公開はなかったそうなので、それに比べればかなり取りやすくなっています。

 

 

工事士資格の取得にはお金と時間がかかる

技能試験の難点は、お金がかかる点ですね。

これは、練習のために工具や電線などの材料を買わなくてはいけないからです。

手先の器用な人なら少しの練習で上達できるかもしれませんが、そうでない人はたくさん練習が必要になります。

そうなると、余計にお金がかかってしまいます。

 

また、電気工事士試験は一次の筆記試験二次の技能試験と2つの試験を受けなければならないので、筆記の勉強時間と技能の練習時間の両方が必要になります。

つまり、通常の筆記だけの資格試験よりも取得に手間と時間がかかる、という難点もあります。

 

でもそれらを考えても、電験三種の難しさに比べれば簡単なものです。

ですので、第二種電気工事士には気楽に挑戦してみて下さい。