電験三種に合格しよう!

電験三種合格を目指す人に向けて、自分なりのアドバイスを紹介します

電験の前に電気工事士資格を取るべきか?

電験とは関係ありませんが、電気工事士資格について話してみます。

 

私は仕事柄、電験三種を受験する以前に第二種電気工事士を取得していました。

そして二種工事士取得後、少し間があって、その上位資格の第一種電気工事士資格の取得を目指して勉強を始めました。

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電験三種を取得すれば一種工事士の資格をもらえる

しかし、一種工事士用の参考書を購入し勉強を始めてしばらくして、‘ 電験三種を取得すれば、実務経験後に認定で一種工事士の資格をもらえる ' ということを知ったのです。

それならば、最初から電験三種を目指したほうがいいのではないかと思い、一種工事士の勉強を途中でやめて電験取得に切り替えました。

 

その頃は、ある程度一種工事士の勉強も進めていたので、電験三種取得はそれほど難しくはないだろうと軽く考えていました。

 

電気工事士資格について知らない方に簡単に説明しておくと、

第二種電気工事士低圧、交流600V以下の電気工事 が行える

第一種電気工事士高圧、交流600Vを超える電気工事 が行えるというものです。

 

 

ある程度一種工事士の勉強も進めていたのですが、電験の勉強を始めてすぐにその難しさを思い知らされました。

同じ電気の資格なのに、これほど差があるのか!と驚きもしました。

 

でも、考えてみれば当然そうですよね。

電気工事士は、実際に工事を行うために必要な実務的な資格。

電験は、自分で工事を行うわけではなく、高圧の電気設備の運用管理などが主な仕事ですから電気の理論的な知識が必要になるわけです。

電気的なトラブルがあった際に、理論・理屈がわかっていなければ原因を究明できませんからね。

トラブル対処には理論を身につけておくことが重要です。

 

 

 

電験取得は一度挫折しかけたが・・・・

電験の勉強を始めたものの、あまりに難しいので一度挫折しかけて「やはり先に一種電気工事士を受験しようかな・・・」という気持ちも起こりましたが、実務経験が5年ないと試験に合格しても免状はもらえないことを考えると、やはり電験三種を取得したほうがいいのだろうなと思いました。

 

それに・・・・、いずれ電験は取得するつもりだったので、今やめたとしてもいずれまた勉強しなければならない、それなら早いうちのほうがいいだろう。

 

このように色々考えた結果、やはり電験三種を目指すことにしました。

 

いま思えば、やはりあのとき挫折せずに取得を目指して良かったと強く感じます。

 

一度取得を目指したが、途中でやめてしまう・・・・。

残念なことだと思います。

 

 

電験は取っておけばいずれ役に立つのですから、取るなら早いうち、できれば若いうちに取っておくに越したことはないと思います。

 

電気工事士の二種・一種と勉強を進めた人なら、電気の基礎はできているのでその延長線上でなんとか頑張れると思います。

私は何とか頑張れたので、これから受験する人にはそのことを伝えたいですね。