通信教育、講習会、参考書、電験三種の勉強法は様々あるが
結局どの勉強方法がいいの?
電験の勉強方法についてネットで調べると、通信教育、講習会、専門学校、参考書など、様々なものがあることがわかります。
働きながら電気の専門学校に通うとなると、金銭的、時間的に厳しいので、社会人でこれを選ぶ人は多くないと思います。
それ以外では、電験参考書を使って独学で勉強するか、通信教育を利用するか、講習会に通うか、などいくつかの選択肢があります。
当然ながら、通信教育や講習会は費用が高額です。
会社が負担してくれる、または金には不自由していない、という人はそれらを選択するのもいいでしょうが、多くの人はなるべくお金をかけずに取りたいと思いますよね。
「参考書での独学」と「通信教育 や 講習会」は何がちがうのか?
「お金をかけない」ということになると、参考書での独学ということになるのですが、
通信教育や講習会を受けるということは、ある種「時間を金で買うこと」と言えます。
独学では理解するまで時間がかかるが、
講師に教われば短時間で理解することができる。
つまり、結果として時間をお金で買っていることになります。
私は独学で合格できたのですが「独学でも時間さえかければ大体のことは理解できる」と思います。
つまり、「独学か」「通信教育や講習会を利用するか」ということは、
「時間をかけるか」「お金をかけるか」の違いになるわけです。
お金がたくさんあるよ~♪、という人は「通信教育や講習会を利用する」、
時間がたくさんあるよ~♪、という人は「独学でやる」、
このような選択方法もありではないでしょうか。
独学で勉強していてわからないことがあっても、今の時代はネットで何でも調べることができます。調べてもわからないことは、Q&Aサイトで質問すれば、誰かが回答してくれます。
また、昔に比べると、わかりやすい電験参考書も出回っています。
なので、独学でもそれほど悩むことなく取得できると思います。
まずは独学で始めてみる。
そして、ある程度勉強を進めてみて、独学ではどうしてもムリだとなった場合には、通信教育や講習会を利用する。
というのはどうでしょうか?
まずは独学で頑張ってみるのもいいと思います。
独学で電験の勉強を続けられるか?
独学での最大の問題点は、「一人で勉強を継続できるか?」というところです。
講習会では、決まった日時に出席しなければならない、
通信教育では決められたスケジュールに沿って勉強しなければならないなど、
勉強を強制されるので継続しやすいですが、
独学では、何からも強制されることはなく、自分の意志で勉強を進めなければならない点に苦労があります。
「絶対に合格するという強い決意のある人」や「どうしても合格しなければならない理由がある人」は頑張れると思いますが、そこまで強い意志の無い人が独学で勉強をすると、途中で挫折するのではないか、という心配もあります。
では、通信教育や講習会を受ければ絶対に挫折しないか? と言われれば、
絶対に挫折しない、というわけでもないので、なんとも言えませんが。
簡単に言ってしまうと、
独学の場合、自分の意志で勉強しなくてはならないので挫折しやすい。
また、わからないところがあると勉強が進まなくなる、などの欠点がありますが、
一番の長所は費用が安いところ。
そのため、今使っている参考書が気に入らなくて買い換えたとしても、それほど高額な出費にはならない。
通信教育、講習会の利点と欠点
通信教育や講習会の場合は、強制的に勉強をすることになるので挫折しにくく、またわからないところがあってもすぐに解決できる、などの長所がありますが、
最大の欠点は、費用が高いところ。
そのため、今使っている通信教育や講習会が気に入らなくて変えようと思っても、費用が高いため、そう簡単に変えることはできない。
参考書はそれほど高額ではないので買い替えは容易だが、
通信教育や講習会は高額なため選択を誤った場合でも変えることは難しい、そのため慎重に選ぶ必要がある。
両者、それぞれ長所短所ありますね。
私は、電験三種は独学で合格できる資格だと思います。
しかし、どうしても独学では不安だ、という人もたくさんいると思うので、その人は通信教育や講習会を選ぶのもいいと思います。
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