電験三種に合格しよう!

電験三種合格を目指す人に向けて、自分なりのアドバイスを紹介します

どのくらい勉強をすれば電験三種に合格できるのか? 文系で電験初心者の勉強時間

f:id:denzzo:20181010111709j:plain

どのくらい勉強をすれば電験三種に合格できるのか?

これも、よく耳にする質問ですよね。

 

 「実力は人それぞれ違うので、○○時間勉強すれば合格できる、なんてことはわからん!」

・・・と言ってしまうと、それで話は終わってしまうので、

 私の場合について話してみます。

 

 

電験合格は「2年計画」の予定が、実際には3年かかった

まず私の場合は、電験取得に3年かかってしまいました・・・

予定では、2年で合格するつもりだったんですけれどね。

 

電験には 科目別合格制度 があるので、これを利用して

「1年目に2科目合格」、「2年目に残りの2科目合格」の予定だったのですが、

2年目に1科目落としてしまいました。

 

1年目[理論] [電力] を受けて、予定通り合格できました。

 

2年目 [機械][法規] を受けて、[法規] は合格したのですが、

[機械] はダメでした。

 

3年目 [機械] に合格し、晴れて 全科目合格 になりました。

 

 

1日どれくらい勉強したのか

3年目は想定外だったので除外し、1年目、2年目でどのくらい勉強したかを考えてみます。

勉強した日は、1日 4~5時間 は勉強したと思います。

ただし、やらない日は、1日 30分~1時間 でしたね。

結局平均すると、1日 2時間 くらいだったと思います。

 

そうすると、

1年間では、2時間 × 365日 = 730 時間、

2年間では、1460時間 勉強したことになります。

 

1460時間と言われてもピンきませんよね。

試しに、この数字を24時間で割ってみます。

 

1460 ÷ 24  ≒  60 . 8333  約 60日間 になります。

 

1年は365日なので、60 / 365 = 1 / 6

単純に1年の 1 / 6 程を勉強に充てたことになります。

 

ところで、1460時間・・・

果たして、この時間が多いのか少ないのかはわかりません、どうなんでしょうか?

 

 

 

数学と電気が苦手な電気初心者の場合

その前に、「私がどのような状態で勉強を始めたのか」について話しておきます。

私は完全な文系で、数学と電気はかなり苦手な電気初心者でした。

ただし勉強は嫌いなほうではありません。

 

また、電験の勉強を始める前に「第二種電気工事士」を取得していたので、ほんの少しですが電気の知識はありました。

とは言え、「電験三種」と「第二種電気工事士」では天と地ほどの差があるので、工事士を持っているからといっても、それほど有利になることはありません。

 

一つの例として、

「数学と電気が苦手な文系で、第二種電気工事士を取得している人」の場合、

合格までに 1460時間 かかった と言えます。

 

実際には、2年目に1科目取りこぼしたので、さらに勉強時間は増えます。

 

あくまでも一つの例としてですが、参考になるでしょうか?

 

 

電気が苦手な人、得意な人は?

もし数学と電気が得意な理系の人なら、はるかに少ない勉強時間で合格できるでしょう。

また、私のように数学と電気が苦手で、さらに 第二種電気工事士も持っていない人 なら 1460時間 よりも多くの勉強時間が必要になるかも知れません。

 

それ以外にも、個々の能力や勉強の好き嫌い、その他色々な要素が絡んでくるので、残念ながら「これだけ勉強すれば大丈夫」と言い切ることはできません。

 

私の感覚から言うと、時間が空いたら常に勉強していた、という感じですね。

 

やはり、合格するためには、多くの時間を勉強に費やす覚悟が必要になります。

 

 

 次に読みたい記事