どのくらい勉強をすれば電験三種に合格できるのか? 文系で電験初心者の勉強時間
どのくらい勉強をすれば電験三種に合格できるのか?
これも、よく耳にする質問ですよね。
「実力は人それぞれ違うので、○○時間勉強すれば合格できる、なんてことはわからん!」
・・・と言ってしまうと、それで話は終わってしまうので、
私の場合について話してみます。
電験合格は「2年計画」の予定が、実際には3年かかった
まず私の場合は、電験取得に3年かかってしまいました・・・
予定では、2年で合格するつもりだったんですけれどね。
電験には 科目別合格制度 があるので、これを利用して
「1年目に2科目合格」、「2年目に残りの2科目合格」の予定だったのですが、
2年目に1科目落としてしまいました。
1年目は [理論] と [電力] を受けて、予定通り合格できました。
2年目は [機械] と [法規] を受けて、[法規] は合格したのですが、
[機械] はダメでした。
3年目で [機械] に合格し、晴れて 全科目合格 になりました。
1日どれくらい勉強したのか
3年目は想定外だったので除外し、1年目、2年目でどのくらい勉強したかを考えてみます。
勉強した日は、1日 4~5時間 は勉強したと思います。
ただし、やらない日は、1日 30分~1時間 でしたね。
結局平均すると、1日 2時間 くらいだったと思います。
そうすると、
1年間では、2時間 × 365日 = 730 時間、
2年間では、1460時間 勉強したことになります。
1460時間と言われてもピンきませんよね。
試しに、この数字を24時間で割ってみます。
1460 ÷ 24 ≒ 60 . 8333 約 60日間 になります。
1年は365日なので、60 / 365 = 1 / 6
単純に1年の 1 / 6 程を勉強に充てたことになります。
ところで、1460時間・・・
果たして、この時間が多いのか少ないのかはわかりません、どうなんでしょうか?
数学と電気が苦手な電気初心者の場合
その前に、「私がどのような状態で勉強を始めたのか」について話しておきます。
私は完全な文系で、数学と電気はかなり苦手な電気初心者でした。
ただし勉強は嫌いなほうではありません。
また、電験の勉強を始める前に「第二種電気工事士」を取得していたので、ほんの少しですが電気の知識はありました。
とは言え、「電験三種」と「第二種電気工事士」では天と地ほどの差があるので、工事士を持っているからといっても、それほど有利になることはありません。
一つの例として、
「数学と電気が苦手な文系で、第二種電気工事士を取得している人」の場合、
合格までに 1460時間 かかった と言えます。
実際には、2年目に1科目取りこぼしたので、さらに勉強時間は増えます。
あくまでも一つの例としてですが、参考になるでしょうか?
電気が苦手な人、得意な人は?
もし数学と電気が得意な理系の人なら、はるかに少ない勉強時間で合格できるでしょう。
また、私のように数学と電気が苦手で、さらに 第二種電気工事士も持っていない人 なら 1460時間 よりも多くの勉強時間が必要になるかも知れません。
それ以外にも、個々の能力や勉強の好き嫌い、その他色々な要素が絡んでくるので、残念ながら「これだけ勉強すれば大丈夫」と言い切ることはできません。
私の感覚から言うと、時間が空いたら常に勉強していた、という感じですね。
やはり、合格するためには、多くの時間を勉強に費やす覚悟が必要になります。
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